こどもの日
今日は親子3人で私が就職した会社のアメフトの試合を見に行った。
試合は圧勝!
アメフトのルールは全然わからなかったが、とても楽しかった。
この試合に両親を誘って本当によかった。これまでGWは家族揃ってどこか旅行に行くということもなく、思い出に残るようなことはなかったので、今日は本当にいい思い出になった。
しかし、残念なことがあった。私の横で観戦していたスタッフが観客の座る椅子を踏み、足跡を残し、跨いでいったことである。この時、心の底から怒りがこみ上げてきたが、それと同時に呆れてしまった。なぜなら、それが自分の会社の社員でこのようなことをするということが許せなかったからだ。
自分が就職した会社はすばらしくて夢を持っているかっこいい組織だと思っていたが、どうやらそうではないと裏切られた気持ちになった。
この場面を両親には見られていなかったが、とても恥ずかしい気持ちになった。
態々新幹線に乗って岡山まで来てもらって自分の働いている会社の社員のマナーの悪いところを見られたと思うと、とても平常心ではいられなかった。
自分の会社を知ってもらえる、好きになって認めてもらえるまたとないチャンスでこういった醜態を見せられるとは思わなかった。
「製品を作る前に、人間を作る」私たちのモットーです。
と入社案内の書類に書いてあった言葉は何?
情けなくて言葉が出ないわ・・・・・
仮に、自分がスタッフをやっていたらこの場面に出会うことはなくて残念な思いはしなかっただろう。しかし観客として参加したお陰で真実というものを知ることができた。真実といっても、とても小さくて些細なことだが、どうして基本的なマナーが守れない?
似たようなことが過去にあった。私が大学4年生の時、祖母の葬式があった。その時に葬儀屋がきっちりした葬式の準備やセットをしてくれた。父の姉にあたる叔母も「さすがプロの人やね」って褒めていた。しかしその葬儀屋の一人が外で待っているときにタバコを吸って、その吸殻を溝にポイ捨てした。この時、私はプロでも人間が出来ていないと思った。また、やっていいことと悪いことがあるだろ?今の行為はプロとしてどうなの?っと憤りを覚えた。
わが社もいい製品しか作れないダメな人間の集団ですか?
スタッフとして挙手しなかった私がこんなことをいう資格は無いが、あえて物申してもいいなら「もう裏切らないで下さい。」
「私」はもうこういったことには目をつぶるから一般の人には恥ずかしいところを見せないでください。
このことでわかったことがある。
私自身、会社のいいところしか見ていなかった気がする。
はっきり言って私は甘かった。
反省するのは私のほうだ。
私は・・・・・子供だったのだ。
素直な気持ちと同様に疑う構えも持たないといけないことがよく解った。
矛盾を見つけて指摘する。当然ということがわかった。
心というのは、表向きは人で中身は鬼にならないといけないのだな。っと重々承知した。
会社を好きになったのだから期待には答えたい。しかしこれでは信用できないし、やりきれない。
これでは期待には答えられない。
また、本当にこの会社に入社してよかったのだろうかと疑問を持った。
このことを母に話したらこういった。
母曰く、不満があって当たり前。不安や不満があるから頑張れる。組織や企業というものはこういったかものがあるのは当たり前、そんな中で自分がどのようにあるべきか、自分はどうありたいか、そこが大切だ、ということを教えてくれた。
何が本当に必要なのか。もう1度教えていただきたい。
最後に、本当にいい思い出になりました。このことは今後ずっと忘れることは無いでしょう。ありがとうございました。これからの自分自身の成長の糧とします。
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